たま
原作：空知英秋
機械（からくり）技師、林流山博士が自分の死んだ娘・芙蓉を蘇らせようとして開発した機械。
掃除から戦闘までこなせる機械家政婦として、現在はキャサリンと共にスナック「お登勢」で働いている。正式名称は芙蓉 伊-零號試作型（ふよう い-ゼロごうしさくがた）。
人知れず社会を護る番人 その働きが人の目に触れる事はないけれど どこかでアナタを見ている人がいる事も…忘れないでくださいね
それは確かに金より輝きに欠けていたかもしれない たまにしか光る事のない鈍い光だったかもしれない いつもいがみあっていた いつもケンカばかりしていた 天パだった ぐうたらだった セクハラ大王だった 家賃も滞納していた 給料も延滞していた でも… それでも 金メッキでかためられた偽りの光なんかより 怒る時は心から怒っていた 笑う時は心から笑っていた 銀時がいた 銀色の方がずっとキレイだった
私はこうして皆さんと一緒に働けるだけで こうして皆さんと一緒にいられるだけで シあワセデすかラ
戦は敵を知る所から始まります
ドウルルルル ドウルルルル ドウルルルル ドゥーン 残念ながらあなたの冒険の書１ 冒険の書２ 冒険の書３は消えました
大丈夫 あなたは捨てられたりしてませんよ 鉄クズなんかじゃありませんよ だってアナタを必要としている人がここにいるもの 友達（わたし）がいるもの
ここから逃げ出すと言ったら…私が怒ると思いましたか 怒りませんよ 私も一緒に連れていってくれるなら
人間は過ちを犯す生き物 でもその過ちを悔い改め 乗り越え 成長していくのも人間でございます 大丈夫 きっと奥様はアナタを許してくれますよ だってアナタは自分の犯した罪をこんなにも悔いているんですもの
オイル飲みすぎちまったぁ
アナタの仕事はただの流れ作業なんかじゃありませんよ アナタは人々の生活を立派に支えているじゃありませんか 私達は皆、社会という大きな歯車を回すネジなんです 誰一人欠けてはならない世界の一部なんですよ
戦闘モードに移行します。これより、歌舞伎町すべてのごみを全滅するので、わたしは止まりません。お掃除の時間です。
ポンコツの機械（からくり）などいません 身体は錆びついても人の役に立とうとする お務めを果たそうとする機械（からくり）の魂は錆びる事はありません
皆さん辛いのは解ります でも残された時を悲しみにくれて過ごすより 私達は私達らしくいた方が神楽様は喜んでくれるんじゃないんでしょうか
銀時様 あなたは坂田金時になんか負けない！！ 金髪になんて負けない！！ ストパーになんて負けない！！ 金色になんて負けない！！ 思いだして アナタの魂は何色ですか
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