「毎週色々なアニメがやっているけど、忙しくて毎話ごとに見る気力がない・・・」という方も多いのではないでしょうか。
確かに毎日仕事でクタクタになっていると、アニメを観たくても、なかなか観ようという気力が湧いて来ないですよね。
でもアニメはたまには観たいな・・・という方におすすめなのが、劇場版アニメです。
1クールのアニメの総集編的な作品から、完全新作作品まで。1時間〜2時間程度で一つの作品を視聴することが出来るので、非常におすすめです。
そんな劇場版アニメの中でも、オススメ作品をピックアップして紹介させていただきます。
アニメ映画ランキング16位~4位
第16位:劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
(C)ANOHANA PROJECT
劇場アニメ「劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」より引用
まずご紹介したいのは、オリジナル作品ながら日本アニメ史にその名を刻んだ「あの花」の劇場版です。
アニメ作品の総集編を軸として、本編のその後を描いた作品です。
アニメ本編が軸なので当然内容は秀逸です。
僕はこの劇場版を見ると毎回泣きます。
それくらい本編をしっかりなぞりながらストーリーを展開しています。
サクッと泣いて気分転換したい人にはスゴくおすすめです。
「どうせ総集編でしょ!?」と舐めきってまだ見ていない人がいるなら勿体ないと思います。
是非、劇場版を見てあの夏に返ってみて下さい。
第15位:魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st
©NANOHA The MOVIE 1st PROJECT
劇場版アニメ「魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st」より引用
魔法少女・・とついていますが、侮ることなかれ!
圧倒的な火力と迫力の戦闘シーンが魅力の『魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st』です。
TVシリーズ第1期を完全新作として製作したもので、放映当時とは格段にクオリティアップした作画と戦闘シーンを楽しむことが出来ます。
「なのは」シリーズを知らないと言う方には、「本当に面白いのか・・・」と思う人もいるかも知れませんが、その心配はありません。
激しい戦闘シーンが観たいという方であれば、きっとこの作品はフィットするはずですよ。
『魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st』が面白いと感じた方は、続編の『2nd』『Reflection』もありますので、是非続編も楽しんでみて下さいね。
第14位:東京ゴッドファーザーズ
「東京ゴッドファーザーズ」製作委員会
劇場アニメ「東京ゴッドファーザーズ」より引用
舞台は東京・新宿です。
元競輪選手のギンちゃん、元ドラッグ・クイーンでオカマのハナちゃん、家出少女のミユキという愉快なホームレス3人がクリスマスの夜にゴミ捨て場でひっそりとスy照られていた赤ちゃんを見つけたところから物語は始まります。
何でもアリのホームレス3人組、クリスマス、赤ん坊という奇跡的に揃った3つの要素がどのように収束していくのか。
予想は出来ると思いますがドタバタ人情劇です。
予想はつくもののその世界観に包まれると、たちまちあなたも幸せで一杯になります。
絶望的な状況でも、いつも希望を見いだし続ける3人の勇姿を目に収めてみてはいかがでしょうか?
第13位:サマーウォーズ
サマーウォーズ製作委員会
劇場アニメ「サマーウォーズ」より引用
続いてはすっかり夏の風物詩と化した細田守監督作品の1つ「サマーウォーズ」。
あの積乱雲、澄み切った青空、神木くんの声・・・。
夏になるとついつい見たくなりますよね。
宮崎監督が率いてきたスタジオジブリが低迷期の中、細田監督はその枠に見事に滑り込んだ印象があります。
今回はご紹介しませんが「時をかける少女」も最高です。
まだ細田監督作品を見たことが無いという人は是非とも見て下さい。
第12位:劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [前編]始まりの物語』/[後編]永遠の物語
©Magica Quartet/Aniplex・Madoka Partners・MBS
劇場アニメ「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [前編]始まりの物語』/[後編]永遠の物語」
東日本大震災などで放送の中断などもあったものの、絵柄からは想像出来ないほどの圧倒的なストーリーで人気を博した作品。
アニメ豊作年と言われている2011年の中でも代表的な作品の1つです。
TVシリーズは1クール12話で構成されていますが、12話全て観る時間がないなあ・・・という方にオススメなのが、TVシリーズを再編集し、総集編の形で劇場版で公開された[前編]始まりの物語』/[後編]永遠の物語の2作品です。
前編2時間、後編2時間程度でTVシリーズを一気に視聴することが出来るので、非常におすすめです。
見といて損はないんじゃないかなあ・・・と思いますが、僕はアニメ本編を一気見することができません。
と言うのも、それほど重たい展開が続くところがあるからです。
だから僕はいつも他のアニメをはさみながら「魔法少女まどか☆マギカ」を通し見します。
劇場版の場合、切れ目がないので意図的に息抜きをしながら見ることをおすすめします。
この前編と後編を観て、続きが観たいという方は、『[新編]叛逆の物語』を視聴してみましょう。
第11位:言の葉の庭
©Makoto Shinkai/ CoMix Wave Films
劇場アニメ「言の葉の庭」より引用
続いてご紹介するのは細田守監督と並んで、今の日本アニメ映画界を牽引している新海誠監督作品「言の葉の庭」です。
今回、新海監督作品は3つランクインしていますが・・・ホント新海さんの作品は個人的に大好きです。
中でも「言の葉の庭」は再生時間が46分4秒と短いですし、新海監督作品の中でも映像美は随一ですので非常におすすめです。
作品のキーワードとなる「雨」が特に美しいですね。
僕はこの作品を見て「雨」が好きになったほどです。
生徒と先生の「禁断の愛」という王道のテーマを軸に「夢」や「挫折」を織り込み、全体をライトに描いているためとても見やすい作品です。
もしも新海監督作品は「君の名は。」しか見ていないのであれば、是非「言の葉の庭」をみてみて下さい。
おそらく、一気に新海誠ファンになると思いますよ。
第10位:ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦
鳥山明/集英社・東映アニメーション
劇場アニメ「ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦」より引用
言わずと知れた、国民的バトルアニメの金字塔、ドラゴンボールですが、確かに長い歴史をかなりの長編のため、一気に視聴するのはかなりの時間を要してしまいます。
でも久々にドラゴンボールの雰囲気を味わいたいなあ・・・という気持ちになることも少なくないですよね。
そういった時にオススメなのが、『ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』。
そう・・・あの「ブロリー」が登場する回の劇場版作品です。
「ブロリー」は「伝説の超サイヤ人」と作中と呼ばれた存在で、圧倒的強さから悟空達を追い詰めて行く存在・・・。
TVシリーズや、原作には登場しないため、その姿を見ることが出来るのはこの作品のみ。
にも関わらず「ブロリー」は高い人気を誇っているのには理由があるのです。
その理由はこの作品をご覧になって確かめて下さいね。
第9位:劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-
(C)創通・サンライズ・MBS
劇場アニメ「劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-」より引用
TV放映された、『機動戦士ガンダム00』の完全新作劇場版作品。
TVシリーズでは、他のガンダム作品と同様に、人間VS人間の戦争を描いた作品でしたが、この劇場作品に関しては違います。
「刹那」達、ソレスタルビーイングが立ち向かうのは、人類存亡の危機で、戦闘の相手は、異星の生命体。戦う相手が異星の生命体と聞くと、本当に面白いの?と思ってしまう方も多いのではないかと思いますが・・・
ハッキリ言って、抜群に面白いです。
TVシリーズからこの流れは非常に優れていて、TVシリーズではバラバラだった人類の意思が、異星の生命体の襲来と言う未曾有の危機に瀕して、一つになっていく姿は、ガンダム作品に相応しいテーマだと考えています。
ガンダム好きな方や、ロボットモノが好きな方は要チェックな作品ですよ。
第8位:君の名は。
©Makoto Shinkai/ CoMix Wave Films
劇場アニメ「君の名は。」より引用
2016年に公開され、興行収入が250億円を超えた、日本を代表する劇場版アニメ作品。
新海監督作品としては2つめのランクインです。
アニメ好きのみならず、普段はアニメを観ないという層からも圧倒的な支持を受けたレジェンド級の作品。
今後ここまでヒットする劇場版アニメ作品は現れないのではないかとも言えるほどの大ヒットを記録したのは記憶に新しいですよね。
圧倒的な映像美と音楽を軸に仕上げた作品は一見の価値あり。
是非とも映画館で見たい作品ですね。
ある朝目を冷ますと、東京に住む男子高校生・立花瀧と岐阜県飛騨の山奥に住む女子高生・宮水三葉が、体はそのままに意識が入れ替わっている・・・という奇妙な経験をすることからストーリーが始まっていくのですが・・・
ここから始まるストーリーは、多くの人の心を動かしました。
ストーリーが重厚な作品と言うのは、見返せば見返すほどより面白くなっていくものです。
一度ブームに乗っかって観たという方も、もう一度観ると、より面白くなると思いますので、是非ご覧になってみて下さいね。
このサイトではこんな記事も書いていますので是非併せてご覧下さい。
第7位:たまこラブストーリー
©京都アニメーション/うさぎ山商店街
劇場アニメ「たまこラブストーリー」より引用
「たまこマーケット」としてアニメ放送がされた作品の劇場版。
13話も使用した本編がまるでゴミであったかのように一気にテイストを変えて劇場アニメが製作されました。
しかし、その方向転換が見事に的中。
ここまで見越してアニメを放送したのか・・・と思えるほど秀逸な甘酸っぱい作品に仕上がっています。
未だに小馬鹿にしている人が多いかと思いますが、騙されたと思って1度見て欲しい。
アニメ本編を見ていた方が理解しやすいし感情移入が出来ますが、最悪映画だけでもOK。
あ、恋っていいな・・・と感じられると思いますよ。
第6位:映画けいおん!
©かきふらい・芳文社/桜高軽音部
劇場アニメ「映画けいおん!」より引用
「たまこラブストーリー」に続いて京アニの製作作品。
全く京アニってやつは丁寧な仕事をしやがるんですよ。
「けいおん!」はアニメで1期、2期と放送され、放送が終了した際には「けいおん難民」が続出したほど人気を誇りました。
その全てファン達が心から納得した続編が「映画けいおん!」。
キャラクターは可愛いし、新たに加わった楽曲良かったし、間や台詞もアニメ作品そのものでした。
「けいおん!」という作品自体を見たことがない人でも十分楽しめる作品。
それがきっかけとなり、アニメ本編を見てみようとする人が増えるとけいおんファンとしては大変嬉しい限りです。
アニメで好きな女性キャラは?という問いには「けいおん!」のキャラクターが必ず1人は入ります。
アニメで好きな曲は?という問いには「けいおん!」の楽曲が必ず1曲は入ります。
それほどアニメ界でも重要な作品です。
是非、ご堪能下さい。
第5位:秒速5センチメートル
(C) Makoto Shinkai / CoMix Wave Films
劇場アニメ「秒速5センチメートル」より引用
続いてご紹介するのは3つ目の新海監督作品「秒速5センチメートル」。
先に紹介した2つの作品に比べるとバッドエンド的な最後を迎えますが・・・個人的にはそれが「たまらなく現実」という感じがして好きです。
映像美もさることながら、幼少期から思春期・・・そして社会人という比較的長い時間軸を描いているのも特徴です。
桜が舞い散るような・・・しっとりとした思いに浸りたい人におすすめです。
第4位:劇場版 STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ
© 2013 5pb./Nitroplus STEINS;GATE MOVIE PROJECT
劇場アニメ「劇場版 STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ」より引用
「劇場版 STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ」はアニメ本編を見てからじゃないと理解できない作品ですが・・・本編25話を全て見るために時間を費やす価値は十分にあります。
「STEINS;GATE」はアニメ本編だけでも十分神アニメとして歴史に名を刻む作品でしたが、この劇場版、そしてアニメ2期によりレジェンド作品として確固たる地位を確立した印象です。
それほど良い。
僕は400作品以上のアニメを見てきましたが、ここまで優秀な作品は滅多にお目にかかれません。
作品の内容は少々難しいのでココではあえて説明しない方が良いと思います。
とにかくタイムリープもので、細かな伏線を丁寧に回収してくれる作品とだけ知っておけばOK。
お時間を作って是非視聴して下さい。
アニメ映画ランキング3位~1位
第3位:劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME
©2012 花いろ旅館組合
劇場アニメ「劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME」より引用
女社会である「中居」を軸に女親子3代の絆や成長を見事に表現した作品が「劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME」。
この作品は、一応アニメ「花咲くいろは」のアナザーストーリーです。
しかし、アニメ本編を見ていなくても・・・見ていた方が確実に楽しめますが・・・十分楽しめるかと思います。
キャラクターも魅力的ですし、映像も綺麗です。
特に紹介したいのはキャラクターの表情です。
©2012 花いろ旅館組合
劇場アニメ「劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME」より引用
僕は冒頭の叫ぶシーンで心を一気に奪われました。
それぞれの年代、状況で抱えている思いが見事に表現されている素晴らしい作画と演出を感じられますよ。
見終わった後は「よし、自分も頑張ろう」と前向きな気持ちで一杯になります。
第2位:蛍火の杜へ
©緑川ゆき・白泉社/「蛍火の杜へ」製作委員会
劇場アニメ「蛍火の杜へ」より引用
名だたる作品を押さえ、上位に紹介したいのは「蛍火の杜へ」。
人間に触られてしまうと消えてしまう妖怪と、その妖怪と出会った少女が織りなすストーリー。
とか言うと、物語の最後が容易に想像できてしまうような気がしますが・・・それでもあなたはきっと温かい涙をこぼせると思います。
原作はあの「夏目友人帳」の作者・緑川ゆきさん。
一夏の思い出だったはずの2人が回を重ねて会い続ける事によって揺れ動く環状の変化。
そして次第に成長していく人の子と姿がずっと変わらない妖怪。
全てが愛おしく、優しさに包まれています。
放映時間は1時間もかからないショートフィルムであるため、お子さんと一緒でも楽しめる作品です。
是非、ご覧下さい。
第1位:涼宮ハルヒの消失
(c)2009 Nagaru Tanigawa・Noizi Ito/SOS団
劇場アニメ「涼宮ハルヒの消失」より引用
さーて、第1位は「涼宮ハルヒの消失」です。
完全にアニメ本編を視聴頂かなくてはご理解が難しいと思います。
アニメ本編は伝説化している「涼宮ハルヒの憂鬱」。
有名すぎるが故に毛嫌いしている人も多いかもしれませんが、伝説になっているだけあって丁寧に丁寧に製作されている素晴らしい作品です。
そのアニメ本編では放出しきれない憂い、悲しみ、優しさ、儚さをギュッと1つに詰め込んだのが「涼宮ハルヒの消失」という劇場アニメです。
圧倒的な映像美と丁寧な演出によってファンの心を掴んではなしません。
絶対に見た方が良い。
ま、アニメ本編は「エンドレスエイト」とかなかなか面倒な壁も多いですが、それでも京アニの本気を感じられるので見る価値はすげえあります。
是非これを機に見てみて下さい。
アニメ映画ランキングまとめ
以上、オススメの劇場版アニメ作品を紹介させて頂きましたが、如何でしたか?
知っている作品から知らなかった作品まで、色々とあるのではと思います。
劇場版作品であれば、1〜2時間で視聴することが出来ますので、仕事終わりや休日などにチェックしてみて下さいね。
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