2018年4月より、第4期「フルメタル・パニック! Invisible Victory」がスタートしました。
非常に筆者も「フルメタル・パニック!」シリーズが大好きなため、毎週そわそわしながら最新の放送を待っています!
しかし、1期、2期、3期それぞれ放送からかなりの時間が経過しているので、「フルメタル・パニック!」シリーズを知らないという方も多いのではないかと思います。
この記事では「フルメタル・パニック!」シリーズの魅力を一気にご紹介させて頂きます。
「フルメタル・パニック!」シリーズを未視聴の方は、ぜひこの記事をチェックしてみて下さいね。
「フルメタルパニック」の感想と魅力
©賀東招二・四季童子/KADOKAWA/FMP!4
アニメ「フルメタル・パニック! Invisible Victory」より引用
生々しい戦争や紛争の描写
フルメタルパニックの魅力の1つは生々しい戦争や紛争の描写。
「フルメタ」シリーズの魅力の一つと言えば、非常にミリタリー色が強い作品として描かれていること。
特に第3期の「フルメタル・パニック!TSR」などはやや残酷な描写も多くあり、シリアスなストーリーが展開されるのが魅力の一つです。
実際日本は、戦争とは非常に遠く離れた国ではありますが、実際の戦争や各地の紛争では、容赦のない残酷な出来事が、こうやっている間に起きていることも事実なのです。
そういう意味では、戦争や紛争を生々しい表現で描く「フルメタ」シリーズは、非常にリアリティを感じさせる作品であるとも言えるでしょう。
シリアスな描写と打って変わって、コミカルな日常描写!
アニメシリーズでは・・・第2期が少々作風が変わります。
第2期「フルメタル・パニック?ふもっふ」。
(C)賀東招二・四季童子/陣代高校生徒会
アニメ「フルメタル・パニック?ふもっふ」より引用
こちらは原作で短編にあたる話をアニメ化したもので、非常にシリアスな本編とは異なり、全編がギャグで構成されると言う、第1期と第3期、第4期とは大幅に温度差が異なる作品です。
しかし、「ふもっふ」以外が基本的に非常にシリアスなせいもあってか、「ふもっふ」の全編ギャグパートが非常に際立ち、放送後かなりの時間が経過した今視聴しても、非常に秀逸なギャグストーリーが展開されているため、非常に楽しめます。
各話ともに一つ一つのストーリーがオムニバス形式で完結するため、テンポよく視聴出来るのも非常に魅力的。
第4期はストーリーが常にシリアスな展開のため、箸休め的に「ふもっふ」を視聴して見るのも、凄く楽しいと思いますよ。
登場する女性キャラクターも非常に魅力的
「フルメタル・パニック!」シリーズには多くの魅力的な女性キャラクターが登場します。
どのキャラクターも非常に魅力的ですが、その中でも筆者の一押しは「テレサ・テスタロッサ」。
©賀東招二・四季童子/Full Metal Panic! Film Partners
アニメ「フルメタル・パニック!The Second Raid」より引用
ミスリル作戦部西太平洋戦隊総司令官・TDD-1「トゥアハー・デ・ダナン」艦長にして、16歳ながら階級は「大佐」。
普段はビックリするほど(?)ドジなキャラクターではありますが、戦闘中の姿は非常に凛としていて、かっこいいという言葉が非常に似合うキャラクターです。
特に第1期終盤のトゥアハー・デ・ダナンが、ガオルンによってシージャックされた際の、鼻血を出しながら、「彼女は最高よ」と発言するシーンは、普段のテレサ・テスタロッサとのギャップも相まって、非常にかっこいいシーンに仕上がっていました。
トゥアハー・デ・ダナンの艦長であることを除けば、普通の16歳の女の子らしい面も非常に見えて、主人公の「相良宗介」への恋心を見ていると、思わず宗介との関係が進展することをついつい応援してしまいたくなります。
視聴していると、どう見ても「千鳥かなめ」の方が宗介との関係は優勢ではあるのですが、それでもテッサには頑張って欲しいと思ってしまいます。
魅力的なメカニックと戦闘シーン
「フルメタル・パニック!」シリーズを楽しむ上で、外すことが出来ないのが、登場するAS(アームスレイブ)とその戦闘シーン。
©賀東招二・四季童子/KADOKAWA/FMP!4
アニメ「フルメタル・パニック! Invisible Victory」より引用
ASはM9を始めかっこいいASが多数登場しますが、特にかっこいいのが、主人公の宗介が搭乗する「アーバレスト」ですね。
デザインもさることながら、「ラムダドライバ」が発動した際のエフェクトも非常にカッコよく、搭載されているAIである「アル」と宗介とのやり取りも非常に魅力を感じます。
第4期「フルメタル・パニック! Invisible Victory」では、第4話にてアーバレストが大破してしまいますが、今後宗介が乗る機体「レーバテイン」もOPに既に搭乗していて、早く作中での活躍を見たいところです。
第4期からは、ASでの戦闘がフルCGで描かれており、CGのクオリティも非常に高いため、迫力の戦闘シーンを楽しむことが出来ます。
今後放送される話でも、戦闘シーンが非常に楽しみですね!
フルメタルパニックの魅力まとめ
以上、「フルメタル・パニック!」シリーズの魅力を紹介させて頂きましたが、如何でしたか?
第4期は初見で楽しむことは非常に難しいため、これまでの第1期、2期、3期を視聴してから視聴することを強くオススメします。
今らでも第1期、2期、3期の視聴は遅くはないので、是非ご覧になって第4期の「フルメタル・パニック! Invisible Victory」の魅力にどっぷりと浸かって下さいね!!
では、ここからは「フルメタルパニック」の名言をご紹介します。
フルメタルパニックシリーズの名言
待望の第4期が現在放送中の「フルメタル・パニック! Invisible Victory」ですが、第1期〜第3期からかなり長い期間が空いてしまったので、少し内容を忘れてしまったという方も多いのではないでしょうか。
また、第1期〜第3期の放送は2000年代前半のため、最近アニメにハマったという人は、第1期〜第3期を見たことがないという人も多いかもしれません。
この記事では、第1期〜第4期に登場した「フルメタル・パニック!」シリーズの名言をご紹介させて頂きます。
内容を忘れてしまったという方も、初見だという方も、紹介する名言から「フルメタル・パニック!」シリーズの魅力を是非感じて下さいね。
相良宗介
(C)賀東招二・四季童子/ミスリル
アニメ「フルメタル・パニック!」より引用
『肯定だ』
名言というより、主人公の「相良宗介」の言うセリフですね。
幼少期から戦場に身を置いていたため、日本の文化とはあまり接点がなかった「相良宗介」。
そのためか、本来「そうだ」と答える場面でも、軍用英語を直訳したような、「肯定だ(アファーマティブ)」という答え方をします。
「フルメタル・パニック!」シリーズをずっと見ていると、思わずこの「肯定だ」という台詞がしっくりと来てしまい、むしろ「相良宗介」と言えば、コレ!とすら思ってしまうほどです。
©賀東招二・四季童子/Full Metal Panic! Film Partners
アニメ「フルメタル・パニック!The Second Raid」より引用
『彼女を連れ帰る。なにがあっても。どんなことがあっても。この場所に連れて帰ってくる。悪いのは俺だ。彼女にはなんの咎もない。俺は彼女を、必ずここに連れ戻す。必ずだ。』
陣代高校が、アマルガムからの襲撃を受け、「レナード・テスタロッサ」の「ベリアル」と交戦し、愛機「アーバレスト」も大破、ヒロインの「千鳥かなめ」も「レナード・テスタロッサ」に連れ去られてしまった「相良宗介」。
これまで、クラスメート達に伏せていた自分自身が「ミスリル」の傭兵であるという事実を明かした上での一言。
「何があっても」「どんなことがあっても」「必ず」というはっきりとした意思の言葉からも「相良宗介」の強い意思が伺えます。
ここから始まる「千鳥かなめ」を取り戻すための戦いは長く険しいものになりますが、「相良宗介」は、その信念を最後まで貫き通します。
その決意がはっきりと現れたセリフで、まさに名言と言えるセリフです。
テレサ・テスタロッサ
©賀東招二・四季童子/KADOKAWA/FMP!4
アニメ「フルメタル・パニック! Invisible Victory」より引用
『言ってみなさい。わたしがだれか。その役職と階級を。』
『どうも勘違いしているようですね。わたしは一度もあなたたちに「死ね」などと命令したつもりはありません。これまでも。そして、これからもです。』
『生き延びなさい。命令です。幸運を。』
ミスリル作戦部西太平洋戦隊総司令官・TDD-1「トゥアハー・デ・ダナン」艦長にして階級は大佐。
「テレサ・テスタロッサ」こと、「テッサ」の名言です。
メリダ島がアマルガムからの襲撃を受け、SRT班の一人が、「テッサ」を手土産にして、裏切ろうとした時の発言。
普段はかなりドジで少し抜けている面もある「テッサ」ですが、そんな「テッサ」からは想像もつかない強いセリフは鳥肌ものでした。
全員が死を覚悟するような状況で、「生き延びろ」という命令を出す、「テッサ」の芯の強さとクルーに対する思いが詰まったセリフで、まさに名言の一つですね。
©賀東招二・四季童子/KADOKAWA/FMP!4
アニメ「フルメタル・パニック! Invisible Victory」より引用
『彼女は最高よ!』
アニメの第1期でのこのセリフを発したシーンで、戦慄が走ったという方も多いのではないでしょうか。
「ガウルン」に「デ・ダナン」をシージャックされ、制御を取り返した際に発言したセリフです。
演じる声優のゆかなさんの渾身の演技と、目を見開きながら鼻血を流すシーンは凄まじいインパクトがありました。
深い意味のある名言とは違いますが、インパクトのある名言としては、外せないセリフの一つ。
原作の後半にかけては、「テッサ」も「相良宗介」と並び、主人公の一人とも言えるポジションなので、4期ではこれからどんどん名言がいっぱい出てくるはずです。
非常に楽しみですね。
アンドレイ・セルゲイビッチ・カリーニン
©賀東招二・四季童子/Full Metal Panic! Film Partners
アニメ「フルメタル・パニック!The Second Raid」より引用
『そうなる必要があるからだ』
「メリッサ・マオ」から、どうしてそんなに冷徹でいられるのかと言われた際の一言。
少佐として数多くの作戦の指揮を取って来た「カリーニン」。
冷徹にならなければ、作戦の指揮を執ることは出来ないし、損害を最小限にして味方を守ることも出来ない。
指揮官として、「カリーニン」自身がどうあるべきかを考え抜いた末の、「カリーニン」のスタンスだと思います。
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