上弦の弐・童磨（どうま）
漫画：鬼滅の刃 出版社：集英社 掲載誌：週刊少年ジャンプ ジャンル：バトル
作者：吾峠呼世晴
上弦の弐（に）。頭から血を被ったような文様の長髪に、洋風に改造した着物を着る青年の鬼。生まれつき虹色の瞳を持つ。万世極楽教の教祖だが、目立つと怒られるという理由から信者は約250人と小規模。飄々としており、常に笑みを絶やさず鬼狩りにも快活に接する陽気な人物。
いやあそれにしても今日は良い夜だなぁ
次から次へと上等なご馳走がやってくる
次から次へと上等なご馳走がやってくる
やあやあ初めまして 俺の名前は童磨 いい夜だねぇ
ねぇ しのぶちゃん ねぇ 俺と一緒に地獄へ行かない？
とりあえず目潰しとこ
今はもう無い心臓が脈打つような気さえする これが恋というやつかなぁ可愛いねしのぶちゃん
君みたいな意地の悪い子初めてだよ 何でそんな酷いこと言うのかな？
気の毒な人達を幸せにしてあげたい 助けてあげたい その為に俺は生まれて来たんだ
ん？あれぇ来たの？わあ女の子だね！若くて美味しそうだなあ 後で鳴女ちゃんにありがとうって言わなくちゃ
可哀想に何かつらいことがあったんだね…聞いてあげよう話してごらん
うわ―――っ楽しい！！毒を喰らうのって面白いね癖になりそう 次の調合なら効くと思う？やってみようよ
俺は皆を凄く心配したんだぜ！大切な仲間だからな だぁれも欠けて欲しくないんだ俺は
えらい！頑張ったね！俺は感動したよ！！こんな弱い女の子がここまでやれるなんて
姉さんよりも才能無いのによく鬼狩りをやってこれたよ 今まで死ななかったことが奇跡だ
全部全部無駄だというのにやり抜く愚かさ
これが人間の儚さ 人間の素晴らしさなんだよ
君は俺が喰うに相応しい人だ 永遠に共に生きよう
姉さんよりも才能無いのによく鬼狩りをやってこれたよ 今まで死ななかったことが奇跡だ
全部全部無駄だというのにやり抜く愚かさ
これが人間の儚さ 人間の素晴らしさなんだよ
君は俺が喰うに相応しい人だ 永遠に共に生きよう
俺は言ったんだよ！
女は腹の中で赤ん坊を育てられるぐらいの栄養分を持ってるんだから 女を沢山食べた方が強くなれるって。
女は腹の中で赤ん坊を育てられるぐらいの栄養分を持ってるんだから 女を沢山食べた方が強くなれるって。
なんだか俺は会話に入れて貰えなかったような気がするのだが 考え過ぎだよな猗窩座殿
まさか！死んでないよ
彼女は俺の中で永遠に生き続ける
俺が喰った人は皆そうだよ
救われてる
もう苦しくないつらくもない
俺の体の一部になって幸せだよ
彼女は俺の中で永遠に生き続ける
俺が喰った人は皆そうだよ
救われてる
もう苦しくないつらくもない
俺の体の一部になって幸せだよ
悲しい 一番の友人だったのに……うっ ううっ
どのように御詫び致しましょう 目玉をほじくり出しましょうかそれとも…
いやあしかしだよ黒死牟殿
申し込んだ所で猗窩座殿は我らに勝てまいが
加えて俺に至っては猗窩座殿よりも後で鬼となり
早く出世したのだから彼も内心穏やかではあるまい！
わかってやってくれ
申し込んだ所で猗窩座殿は我らに勝てまいが
加えて俺に至っては猗窩座殿よりも後で鬼となり
早く出世したのだから彼も内心穏やかではあるまい！
わかってやってくれ
だから救ってあげただろ？
その子はもう苦しくもないし 辛くもないし 怯えることもない
誰もが皆死ぬのを恐がるから だから俺が食べてあげてる
俺と共に生きていくんだ永遠の時を
俺は信者たちの想いを 血を 肉を しっかり受け止めて救済し高みへと導いている
その子はもう苦しくもないし 辛くもないし 怯えることもない
誰もが皆死ぬのを恐がるから だから俺が食べてあげてる
俺と共に生きていくんだ永遠の時を
俺は信者たちの想いを 血を 肉を しっかり受け止めて救済し高みへと導いている
それは新しい壺かい？綺麗だねぇ お前がくれた壺 女の生首を生けて飾ってあるよ俺の部屋に
命というのは尊いものだ 大切にしなければ
さぁお前らは鬼となり 俺のように十二鬼月・・・上弦へと上がってこれるかな？
さぁお前らは鬼となり 俺のように十二鬼月・・・上弦へと上がってこれるかな？
俺は”万世極楽教”の教祖なんだ 信者の皆と幸せになるのが俺の務め
その子も残さず綺麗に食べるよ
その子も残さず綺麗に食べるよ
はい じゃあこれ ここに刺しとくよ 早くとりにおいで！
誰もが皆死ぬのを怖がるから だから俺が”食べてあげてる” 俺と共に生きていくんだ永遠の時を
これで消滅するなんて俺が可哀想すぎる これ程人に尽くし世の中に貢献して生きてきた俺が…
どうしたどうした 可哀想に 俺は優しいから放っておけないぜ
不幸だよねぇ琴葉 幸せな時ってあったのかな？何の意味もない人生だった
えらい！！頑張ったね！
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