人気ハーブの種類「カモミール」育て方

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デイジーやマーガレットに似た可憐な花を咲かせるカモミール。花は甘いリンゴの香り、茎はさわやかな青りんごの香り漂う「大地のリンゴ」と称されるハーブです。フレッシュやドライで主にハーブティーとして楽しむのは、一年草のジャーマン種、多年草で這うように広がっていくのがローマン種です。カモミールのハーブティーはリラックス効果抜群。美容効果も期待できます。

カモミール

別名 カモマイル/カミツレ/カミルレ
科名 キク科/一年草(ジャーマン種)・多年草(ローマン種、ダイヤーズ種)
原産地 地中海沿岸
草丈 20~60㎝
用途 ハーブティー、料理、ハーブバス、美容(フェイシャルスチームなど)、ポプリ、切り花、ドライフラワー、ガーデニングなど
ふやし方 さし木(ローマン種)、種まき(ジャーマン種)
病害虫 春のアブラムシ、ウドンコ病に注意

植えつけ 4月、10月
開花期 4~7月
収穫期 4~11月
ふやし方 3~5月(株分け・さし芽)、9~10月(種まき)

日照 日なたまたは半日陰
 水はけのよいの土
 土が乾いたらたっぷり与える
利用部分 花
効能・効用 風邪、鎮静、発汗、皮膚軟化など

カモミールの品種

カモミールの品種はいくつかありますが、一年草のジャーマンカモミール、多年草のローマンカモミール、黄花のダイヤーズカモミールの3種類が比較的入手しやすいでしょう。

  • ジャーマンカモミール
    最も育てやすく、花もたくさん咲きます。日当たりと水はけの良い場所ならよく育ち、一年草ではありますが、地植えならこぼれ種から毎年育って楽しめます。花からはリンゴのような香りがし、開花期には黄色い花芯が丸くふくらむのが特徴で、つぼみの時から花が咲き終わるまでさまざまな表情が楽しめます。種は春と秋にまけますが、春まきは大きく育たずに開花してしまいます。秋まきをして冬を無事に越したものの方がより丈夫に育ちます。苗の植えつけも春と秋にできます。
  • ローマンカモミール
    ジャーマンカモミールとよく似ていますが、こちらは何年も育成する多年草です。草丈はジャーマン種より低く、30~50㎝ほどになります。花数はジャーマンカモミールよりやや少ないのですが、葉や茎からもリンゴのような香りがするので、庭に植え付けて香りの芝にするのもよいでしょう。何年も育つので、地植えをするときはよく土を掘ってやわらかくしておきましょう。横に広がるので、鉢植えならやや広めの深い鉢で。種まきと植えつけは春と秋に。なお、梅雨時期は加湿は厳禁です。
  • ダイヤーズカモミール
    初夏から夏にかkて、黄色い花を咲かせるカモミールです。染料用に利用されてきたため、「ダイ」(染めるという意味)ヤーズの名前がついています。茎葉はまっすぐ上に伸び、草丈は60㎝ほどになります。ローマン種と同様に多年草なので、一度植えれば毎年花が楽しめます。香りは他と比べてあまりありませんが、切り花や花壇に植え付けるのには向いています。特に広いスペースに植えると、開花期には一面の黄色いカーペットのようになります。種まきと植えつけは春がおすすめです。

育て方

Check

種からも育てられますが、春に園芸店に出回るポット苗から育てると簡単に育てられます。春に出る苗は、前の年の秋に種をまいて冬を越した丈夫な苗だからです。春に苗を植え付ければ、すぐに花を楽しめます。種から育てたい場合は、葉が5~6枚になるまで育ててから、鉢や庭に植え付けます。

苗から育てる

  • 苗を用意する…苗は、小さくてもしっかりしていて、葉色のよいものを選びましょう。ひょろ長い苗(徒長した苗)や、葉色が悪い苗は避けましょう。
  • 苗を取り出す…ポットから苗を取り出します。逆さにすると、ポンと取れます。根鉢(根と根の周りの土)を崩さないように気をつけましょう。
  • 苗を植え付ける…元肥を与えて植えつけます。苗の根元が鉢の縁よりほんの少し高いくらいになるのが、ちょうどよい深さです。
  • 土をならす…表面の土を手でならして、株がグラグラしないよにします。
  • 水やり…水をたっぷりかけて植えつけ完了です。鉢底から水が流れ出るくらい水をやります。植え付け直後は苗が弱るので、明るい日陰にあ3~4日育てます。苗が落ち着いたら、日当たりと風通しの良い場所で育てます。土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えます。水はちょっとずつ回数多くやると、土の表面が湿るだけで根が伸びません。回数は少なくてもよいから、土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりとやるのがコツです。

その後の管理

  • 日当たりの良い場所で育てる
    カモミールは丈夫でやや日陰の場所でも育てられますが、日当たりの良い場所で育てると、花もたくさん咲きます。
  • 風通しの良くする
    葉と葉が込み合ってくると、茎や葉が蒸れやすくなってきます。特に、春から夏の暑い時期は、アブラムシがつきやすいので、風通しの良い場所で育てるようにしましょう。地植えで複数の株を育てる場合は、株と株の間を、10~30㎝あけるようにしましょう。
  • 土が乾燥しない程度の水を与える
    土の表面が乾いたら、たっぷり水を与えます。特に、夏場は乾燥しやすいので、土が完全に乾燥してしまわないように注意します。地植えの場合は、植え付け時にたっぷりと水を与えれば、あとは水やり不要です。

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