ハーブ栽培初心者~虫除けなどの毎日の管理が大切です~

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ここでは、育てる場所の注意、水やりや収穫後の大切な作業について説明します。

西日に注意する

西日が当たると、夜の気温や地温が高くなり、ハーブの栄養の消耗が多くなります。そのため、苗が貧弱になってしまうことがあります。また秋になると、西日が奥にまで差し込み、葉焼けを起こす可能性があります。このようなときは、発泡スチロール使い、地温上昇を防いだり、寒冷紗などで当たる光を遮るとよいでしょう。

  • 西日が当たりすぎると、葉が焼けて傷んでしまう
  • 西日に当たると夜にも地温が上がり、苗の栄養・体力を消耗してしまう。

苗を守る

ベランダでハーブを育てる場合は、風通しの良い場所にプランターを置くとよいでしょう。こうすることで、葉が蒸れたり、病害虫が寄り付いたりすることを防ぎます。ただし、高層マンションのベランダなどでは、風が強いので、防風ネットを張ることをおすすめします。

  • 発泡スチロールの箱でおおい、ときどきふたをあけて風通しを調整するとよいでしょう
  • ベランダなどは防風ネットがおすすめです。

四季の水やりのコツ

…ハーブが成長しはじめる時期なので、水分をよく吸収します。土の表面が乾いたら、朝夕の時間帯に水を与えます。水やりと同時に液肥を与えてもよいでしょう。
…成長が盛んで、特によく水を吸収します。土が乾きやすいので、乾燥が激しい日は、朝夕の2回与えます。ただし、日中の暑い時間帯に与えると、葉や茎が蒸れてしまうので、注意しましょう。給水ボトルも便利です。
…冬越しに向けて抵抗力を高める必要があるので、水の量は減らします。ただし、急に減らすと植物にストレスが溜まってしまうので、徐々に減らしていきましょう。
…夜に水が多く残っていると冷害が起こってしまうことがあります。気温が上がり始める10~11時ごろに水を与え、夕方から夜にかけては乾燥気味になるようにします。ハーブは冬の間、成長が止まることが多いので、特に控えめにする必要があります。

ベランダの防暑・防寒・強風対策

防暑対策

いつもギラギラ太陽が照り付ける夏のベランダ。特にコンクリートの場合は、照り返しも手伝って35℃を越えることもしばしばです。熱が溜まった空間は夜になっても気温が下がりにくく、ハーブにとっては過酷な環境なので、防暑対策は万全に。特に、蒸れと西日には十分注意を払い、半日陰に移したり風通しを良くする工夫を行ってください。

  • よしずなどで日光を遮る
  • 高低スタンドで風通しを良くする
  • 床面に直接置かない
  • ウッドデッキやすのこを敷いて、コンクリートの照り返しを防ぐ
  • 打ち水をして地面の温度を下げる

※クーラーの室外機から出る熱風を遮るために、トレリスにベニヤ板を張った囲いを設置。間隔をあけて空気が逃げるスペースを必ずとるように。

防寒対策

冬季のベランダは、日中は暖かいのですが、夜間や冷え込む日には防寒対策が必要です。柵タイプのベランダは寒風が通り抜けるので、外気温より実際はさらに低温となり、容器栽培の場合は土の分量が少ない分、植物の根に直接寒さが伝わってしまいます。表土にマルチング剤を敷き詰めるか、かんたんな温室環境、たとえば厚手の寒冷紗やビニール袋で覆って防寒しましょう。小さな鉢なら夜間だけでも室内に取り込むとよいのですが、移動できない大きなプランターなどの場合は、段ボールをかぶせてカバーするだけでもかなりの保温効果になります。

  • プランターの4隅に短めの支柱や棒を立て、通気要の穴を数カ所あけた厚手のビニール袋をかければ、かんたんな温室に。
  • 寒風が抜けれる柵に、厚手のビニール板を設置すれば、日差しはそのまま確保され、寒風はシャットアウト。手軽なトレリスを立てかけるだけでも、日差しはやや陰るが、風は適度に遮られダメージも和らぐ。

強風対策

高層階のベランダの場合、強風にも注意が必要です。草丈の高いものにはしっかりと支柱を立て、風で株が倒れるのを防ぎます。市販の防風ネットなども利用して、大切な苗を守りましょう。階下の安全のために鉢をワイヤーやひもでフェンスにくくりつけるか、数個のコンテナを一つにまとめておけば、もしもの時に被害を最小限に抑えることができます。安全のためにハンギング類の容器は使わないようにしましょう。
強風を受けたときは、ベランダの掃除を兼ねてハーブをチェックします。折れてしまった茎や落ちてしまった果実、葉などはもとに戻らないし、そのままにしておくと病害虫の原因になるので、必ずきれいに取り除きましょう。汚れが激しいときは株全体にシャワーのように勢いよく水をかけて、ホコリを洗い流します。

※並べたコンテナを支柱でつないでひとかたまりにし、強風が来ても重みで吹き飛ばされない工夫を。

まとめ

ベランダ特有の過酷な環境をハーブが元気に乗り切れるよう、特別なケアを心がけましょう。

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