ハーブづくりの基礎 初心者向けの栽培(必要な道具)

カテゴリー
アーカイブ

 

ハーブづくりをはじめる前に
ここでは、ハーブづくりを楽しむために知っておきたい基礎知識と代表的であると便利な道具をしょうかいします。

良い苗の選び方

多くのハーブの苗はポリポットに入って売られています。種から育てるのも醍醐味ですが、初めての方は手軽な苗からの栽培をおすすめします。

選ぶときは以下の点に注意しましょう。

  • 葉に虫食いや枯れかかった部分がないもの
  • 丈が低くても、節と節が詰まっており、ひょろひょろと徒長していないもの土
  • 葉がつやがあって形の良いもの

土づくり

スグ使える培養土が便利

植物は養分を土から吸収するので、土選びが大切です。一般的には、保水性(水もち)、通気性があって、余分な水分をためない排水性(水はけ)のよい土がベストです。自分で配合する方法もありますが、それぞれの用途に合わせて、もともとブレンドされている市販の培養土を使用するのが経済的です。袋から出してそのまま使えるので、初めての方におススメです。

土を改良する市販の材料

これらはほとんどホームセンターなどで購入することができます。

  • 赤玉土…関東地方の土壌によくみられ、赤色の土を玉上にしたもの。粒の大きさは大·中·小とあります。土を混ぜると隙間が大小できるので、水はけ·水もちがよくなります。
  • バーミキュライト…ひる石という石を焼いて発泡させ、薄い粒の状態にしたもので、軽くて耐熱性があります。粒自体にも隙間があるので、土に混ぜると水はけ·水もちがよくなります。
  • 苦土石灰…植物の生育に必要な苦土(マグネシウム)と、石灰(カルシウム)をふくんでいて、土に混ぜると、土の酸性が中和されます。日本の土壌は酸性が強いので、庭植えで育てるなら、できるだけ苦土石灰を使って中和しましょう。
  • パーライト…真珠石を焼いてつくった石で、穴が多く、バーミキュライトよりもさらに軽いのが特徴です。土が固くしまってしまうのを避け、適度に粗い隙間をつくるので、水はけがよくなります。
  • 腐葉土…落ち葉と草と土を、交互に積んで腐らせたものです。栄養分を多く含み、やわらかい土壌をつくり、水はけ·水もちをよくします。
  • …植物の茎や葉を堆積して、微生物によって完全に分解させたものです。土に混ぜると水はけ·水もちがよくなり、肥えてハーブの栽培に適した土になります。また、堆肥はチッ素·リン酸·カリ·マグネシウム·カルシウムなどをバランスよくふくんでいます。ただし効果があらわれるまで時間がかかります

肥料を選ぶ

植物にとって肥料は、私たち人間にとっての毎日の食べ物と同じ。ハーブを健康に育てるためには欠かせないものです。
最近では、家庭用に手軽な有機肥料や、植物を健康に育てる活力剤·栄養剤も数多く売られています。

固形肥料

固形肥料は緩効性肥料といって、ゆっくりと長い期間にわたって効果があらわれる性質です、土に混ぜ込んだり、土に置くことで、雨が降ったり水やりのたびに少しずつ溶けて、根から吸収されます。元肥や収穫後の置き肥としても効果的です。土に混ぜ込んで元肥として使用する「マグァンプK」や、切り戻しや収穫の後に追肥としておいて与える「プロミック」などが手軽でおすすめです。

  • マグァンプK…元肥の定番。植え付け時に土に混ぜ込むだけで、効果が長く続きます。初めての方にもおすすめです。
  • プロミック錠剤…早く効く成分とゆっくり効く成分を含み、安定した肥料効果が約2ヶ月持続します。

液体肥料(液肥)

液体なので、与えるとすぐに根から吸収されます。効き目が早くあらわれるため、速効性肥料ともいわれます。主に育成期や収穫期など、どんどん成長する時期に、定期的に与えましょう。水に混ぜてじょうろなどで与えることで、水やりと同時に養分も与えることができます。また活力剤や栄養剤は、植物全体を健康で丈夫にし、健康な成育を助けるものです。肥料と並行して使用することで、より良い成長が期待できます。

  • ハイポネックス原液…日常の水やり時に薄めて与えるだけでOK。手軽な液肥の定番です。
  • 活力剤·栄養剤…薄めて使う液体タイプのHB-101や、葉にかけるスプレータイプ、土にさすだけのアンプルタイプのほか、固形タイプのものもあります。

有機肥料

化成肥料は手軽ですが、本来ハーブは有機物を多く含む環境で、より良く育ちます。有機肥料を豊富に与え育てれば、素材本来の愛しさあふれるハーブを育てることができます。油かすなどをはじめ、最近では、においも少なく手軽に使用できるものが売られてます。鶏ふんや牛ふんなどもあるので、本格的に育てたい人は、挑戦してみましょう。多少においが気になる方には、有機肥料と化成肥料をじょうずに組み合わせて使う方法をおすすめします。

  • 油かす…ナタネ油をしぼったかすを固めたものです。チッ素分が多いので、葉もの野菜の育成に効果あります。
  • 液体堆肥…堆肥の栄養分を液体にした速効性の液肥です。
  • 市販の有機肥料…家庭でも手軽に使える有機肥料は、ホームセンターや園芸店で購入できます。

必要な道具

水やりに使う道具

  • 水差し…鉢植え・寄せ植えにした植物に水を与えるときや、堆肥を水で薄めて与えるときに便利。
  • じょうろ…植物に水を与えるときに使う。できれば、はす口(水が出る部分)の穴が細かくたくさんあいているものを選ぶとよい。
  • 霧吹き…葉の裏側に水をかけたりするときに使う。たくさんの水を必要としない植物に、水を少量だけ与える便利。
  • 水受け皿…鉢の下に置くと、水が周りに流れずにすむ。ベランダや室内でハーブを育てるときに便利。

植えつけに使う道具

  • グローブ…ビニールや布、革製などがあり、土を直に触れるのが苦手という方もこれがあれば大丈夫。
  • シャベル・ミニ熊手…。コンテナや花壇などに、苗を植える穴を掘ったり、植えたりするときに使う。ミニ熊手は軽く土を耕すときに便利。
  • 鉢底ネット…プラスチック製の網で、鉢の穴の大きさに合わせて切って鉢底に敷き土の流出を防ぐ。
  • 土入れ…使い方は小型のシャベルと同じだが、シャベルよりも土がこぼれにくく、周りを汚さずにすむ。部分的に土を足したりするときに便利
  • 育苗箱…プラスチック製の箱で、排水の為に底は網目になっている。種をまいて苗を育てるときに使う。イチゴパックなどに穴をあけても代用できる。
  • はけ…寄せ植えや花壇を作るとき、周りに飛び散った土や茎の切れ端などの掃除するのに使う。普通のほうきでも代用できる。
  • ポリポット…ポリエチレン製の鉢で、底に排水の穴があいている定植するまでの育苗期間に使う。市販の苗の容器にも使われる。

日々の管理に使う道具

  • 植木バサミ…植物の茎や枝を切って整えたり、ハーブを収穫するときに使う。普通のハサミでも代用できるが、枝や茎が固い植物の場合は、植木バサミが便利。
  • ハサミ…植木バサミと使い方はほぼ一緒だが、種袋や培養土などの商品をあけたりと植物でないものを切るときに使う。
  • 支柱…背が高くなる植物を倒れないように支えるための柱。細長い棒ならどんなものでも代用できるが、市販の支柱は、長さ・太さにもいろいろあり、中には自由に曲げられるものもある。
  • ビニタイ(針金入りのビニールのひも)…つるや茎を支柱に結んだり、トレリスなどに誘引するときに使う。お菓子の口に結ぶひもなどで代用もできるが、市販のものの方が長くて使いやすい。

コンテナの種類

ワイヤー製のハンギングバスケット
つるしたり、かけたりして楽しむハンギングバスケットの一種で、金属またはプラスチック製のわくにヤシ皮マットがセットになっている。
長所…排水性・通気性がとても良い
短所…水分が流出しやすく、水やりの回数が増える

化粧鉢
模様や色のついた鉢で、高級な壷のようなものや、かわいいデザインの物などがある。
長所…デザインに高級感がある
短所…釉薬のかかったものは、排水性と通気性が悪い

プラスチック製のウォールバスケット
壁などにかけて楽しむハンギングバスケットの一種で、側面にも簡単に苗を植え付けられるポケットがある。
長所…比較的安価で購入でき、じょうぶで壊れにくい
短所…ヤシの皮よりも排水性・通気性・見た目が劣る

木製のコンテナ(タブ)
木でできた容器で、いろいろな形があり、大きさも大小ある。
長所…水や空気を比較的よく通す
短所…防水・防腐加工はしてあるが、陶器などよりは耐久性に劣る

金属コンテナ
おしゃれな雰囲気があり、美しい塗装がしてあるものも数多くある。身近な金属製の容器の底に水抜き穴をあけて、代用することもできる。その場合は内側に穴をあけたビニールを張るとよい。
長所…大変じょうぶで壊れにくい
短所…使い続けているうちに腐食して、根を痛めてしまうことがある

プラスチック製のプランター
園芸店などで簡単に手に入る。プランターや丸鉢、平丸鉢などが一般的。
長所…非常に安価で購入しやすく、じょうぶで壊れにくい
短所…排水性と通気性が悪い

古紙製のプランター
古紙を再利用してつくられたリサイクル容器。
長所…軽くて使いやすく、古くなったら燃えるごみとして簡単に処理できる
短所…耐久性がやや弱く、2~3年で使えなくなる

素焼き(テラコッタ)のプランター
粘土を焼いてつくった陶器で、デザインや模様、形も豊富。
長所…排水性と通気性がよい
短所…やや高価なものが多く、比較的欠けたり破損しやすい

まとめ

一つ一つあげていくと、きりがありませんが、必要に応じて買い足していくとよいでしょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました